<今日のクライストチャーチ(ニュージーランド)>
ニュージーランドはどこにあるか知っていますか?
よくパプアニューギニアとか、オーストラリアの一部とかに間違われますが
日本の70%の土地に400万人弱の人口とそれ以上の羊が住む国です。
これから独断と偏見でニュージーランドを紹介します。
なお、これらは裏付け調査をしていませんのであしからずご了承下さい。
(人名でカタカナに出来ない場合は英語のままにしました。)


12月30日(金)晴れ 最低気温14 最高気温27 ワールド・ファーステスト・インディア ン
職場に新しい人が入ってきた。オーストラリア人とホーランド人の女性達だ。今週からトレーニングしていて今日はオーストラリア人と一緒に働いた。
私自身、オーストラリア人と働くのは初めてなのだけど、とても気さくだけどおおらかなところ(悪く言えばおおざっぱ)に驚く。まず、うちでは椅子に座らな いことが前提なのだけど初日からしょっちゅう座っていたので、座れないように椅子を隠していたらなんと、彼女は床にあぐらをかいてパンフレットを見始め た。正直、ドヒャーー‼‼と思った。
始業時間が始まってから外にコーヒーを買いに行くし(そういうものは来る前に買うでしょう?普通は!)、5分前に仕事に来たから(私はその前から来ていま すけど)終業5分前に帰っていいかと聞くし。今日は3時間しか働いていないのに、しょっちゅう休憩を取りたがるし…。1人で仕事する時は何をしたってこち らの知ったことじゃないけど、せめてトレーニングの時ぐらいまじめに覚えてよ!と思った。
国民性なのか、個性なのか、わからないです。

昼過ぎてから日差しが強くなってきたので、歩くのをやめてバスで帰った。
NZ人の友達から電話があって、映画を一緒に見に行った。まえから話題の映画で一度観てみたかった、「The World's Fastest Indian」だ。オートバイの世界一の速さを競うレースにかけたニュージーランドの片田舎(invercargill)に住む男(Burt Munro)の話。実話に基づいた映画だ。
ロケもInvercargillでされていて昔のニュージーランド(家並みは現在と同じ)がふんだんに出てくる。現役Invercargillの市長 (Tim Shadbolt)も郵便局の職員役で台詞アリで出てきたのも意外でみんな「アッ」と声を上げていた。
驚いたのが主役のSir  Anthony Hopkinsの完璧なまでのニュージーランドアクセントの英語。彼はイギリス人だけど、かなり練習したに違いない。ほとんど彼がしゃべりっぱなしだし、 演技が実に自然であるのにとても感動した。さすが「Sir」がつくだけあると思った。たくさん笑える場面もあって非常に楽しかったし、目がうるうるすると ころもあった。
夫はまだ観ていないのでもう一度見に行ってもいいナと思う。DVDがでたら必ず買おうとも思う。
もし日本で上映されていたらぜひ見に行ってください。とても感動します。(と断言!)リージョンフリーのDVDプレーヤーをお持ちの方はDVDを買ったあ かつきにはコピーして送りますので、メールで申し出てくださいね。
次に観る映画は上映中のNarnia(ナルニア王国物語)だ!
そして年明けには手塚治原作の「ドロロ」の撮影が一ヶ月間Methvenで始まるらしい。

映画と見た後、簡単に中華料理を食べに行った。途中季節柄飲んでいる人が多いためか、飲酒テストで警察から止められたけど、飲んでいなかったので簡単にパ スした。(テストに引っかかった人はいたもよう)
レストランでは席に着こうとした時、なぜか足がよろよろしてバランスをなくし、2メートルぐらい先に座っている男性の方までなだれ込んで彼のひざの上に座 りそうになったハプニングもあった。(飲んでないのにとても恥ずかしかったです)
その後、アイリッシュ音楽を聴きにバーに行き、大きめのグラスでビールを飲んで楽しくおしゃべり。

今日は中身の濃い一日だった。とっても楽しかった。
さらに今日は久しぶりの友達から手作り石鹸の贈り物も届いた。もったいなくて使えないけど、とてもありがたい。
ありがとう、敬子さん!

12月29日(木)晴れ 最低気温15 最高気温25 シマッタ・・・
朝、庭の雑草を抜いていたらNZ人の友達から電話があり、先日頼んでいた家の前にある大きな木をチェーンソーで切ってくれるという。
隣から伸びてきたこれも大きな木の幹をのこぎりでガンガン打ち落としたけど、今回は木が硬いのとグジャグジャに絡み合った幹があってどうしてもチェーン ソーでないと切れない。
朝雑草を抜き始めた事からすごくよい天気でちょっと焼けたかな〜と思っていたけど、昼から仕事なので時間が迫って早くし終えないと・・・と思っているうち に2時間ほど完全に日差しに当たる形になってしまった。
しかも日焼け止めをいっさい塗らないまま、強烈な日差しに当たったことになった。ラジオではしきりに日焼け止めを塗り、帽子などをかぶるようにと言われて いるというのに、ついつい失念してしまった。
結果、案の定日に焼け特に目の下のあたりがヒリヒリする。シマッタ!!!今まで日に焼けてもへいちゃらだったのに、近頃はおくらばせながらシミが気になり だしたのだ。(気づくのが遅すぎたのだけど)
これからはもう若くないのだから、日焼け止めを塗ってシミができないように(というか、でき難いように)気をつけなければならない。今日、非常に反省し た。


12月20日(火)曇り 最低気温15 最高気温23 電話機
うちにある電話は全部で4個。その中の一つが留守録つきファックス電話だ。
もうこれを使って10年は経つと思うのだけど、この留守録は電話のベルが4回で切りかえってしまう。ひとつでもメッセージが入ってたりすると2回ベルが なっただけで留守録に切り替わる。ベルが4回だって受話器をとるのに間に合わない時があるのに2回だとほぼ不可能だ。不便だな〜と思いつつ5年以上は経 つ。
思い切って新しいのを買うことにした。最初ファックスがついたものを考えていたけど、年に1回ファックスをするかどうかなので、考えた挙句留守録つきコー ドレス電話を買うことにした。

一応、条件として*留守録に切り替わるまで10回ぐらいはベルがなること。
*留守録を外から聞けること。*メッセージが入っていることが一目瞭然なこと(現在のは見難い)
*ハンドフリーだこと。*壁にかけられること*外に出ても話せること。だ。
早速家の近くのショッピングセンターに仕事帰りに歩いて行ってみたら、なんとタイムリーに考えていた機種がセール中だ。25%ぐらい安い。
店員さんに聞いたらそこでは売り切れているけど、別のショッピングセンター・一店舗だけには4機残っているとのこと。「NZで一番売れていてしかも売り切 れ」と聞いたら欲しくなるんですよね〜。車はないのでバス・徒歩で片道40分かけて買って来ました。しかもピクニックに最適なトラベルラグがおまけで付い てきたし。ムムム・・・なんてラッキーなの!と思った。
とにかくたくさん歩いたのでかなり疲れたものの、よい買い物をしたわ〜と満足した。

夫にセットアップしてもらって、ふと気づいた。「ハンドフリー」ではないのだ。ガガガ〜〜ン!!!!
受話器を耳にあてなくても話ができる方がいいかなと思っていたからちょっとショック!
ハンドフリーの電話はもう一つあるにはあるし、実際利用頻度もないような気もする。一応2週間以内だと返品・交換できるから様子を見てみようかな。


12月14日(水)曇り 最低気温15 最高気温20 キング・コング
NZでのプレミアも同時に今日からキングコングが始まった。夜中の12時開始のもあったけど、起きていられそうもないので、夜の8時半始まりのに見に行っ た。
一応、1933年製作の白黒映画をレンタルで下準備をして行ったので、筋書きは分かっていたものの、さすが、ピーター・ジャクソン、本来の筋書きに枝葉を 加え、スリルあふれるアクションも満載、原作にはなかったコングと美女・アンとの氷上でのダンス(?)シーンは心がほんのりさせられた。
古いニューヨークの町並みもそうだけど、特殊撮影がすごい。今まではアメリカの映画だけが「This is HOLLYWOOD!!」って感じで迫力あっ たけど、今回の映画はNZで作られたにもかかわらず、アメリカ映画に負けをとらない感じだ。
3時間の映画だったけど、ぜんぜん長く感じなかった。当初は40分短めだったらしいけど、3時間で正解だったと思う。俳優さんも素晴らしかった。特に主役 のナオミ・ワッツはとても美しくて目を見張った。ニコール・キッドマンに似ているなと思った。
ぜひみなさんもキングコングを見に行ってください!
次は「NARNIA」を見に行きます!

12月8日(火)曇り 最低気温14 最高気温28 裁判
夫の財布を盗んだ女性が週末に捕まった。
警察の話では、大量販店で$2200の買い物をしようとしていた最中にカードの支払い中止をすることができたため、一旦お店はカードを女性に返したらし い。すかさず車の登録ナンバーを控えていたけれども、その時に大量に買い物しようとした品物を入れた手押し車の中に女性の娘の名前や住所入りバッグを置き 忘れていたらしい。
その後、他の店で買い物をするけど、もちろん支払い拒否。
バッグを置き忘れたのがどの時点か分からないけど、別居中(単身赴任という意味ではなく、ここでは離婚をするのに2年間別居が必要・ほとんどの家庭が子供 がいても離婚経験あり)の夫が娘のバッグの件で大量販店に電話で問い合わせしたらしい。お店が「取りに来てください」と 言って警察がお店で待っていてそのまま逮捕されたとか。
店に来なくてもいずれは捕まるけど、警察としても「来てくれて」手間が省けたらしい。

今日、裁判所で「cout hearing」があるからというので、午前中だったら時間があるし、どんな人か、原因は、家庭環境は、何をどこで買ったの か、買おうとしたのか、とても興味があったし、誰でも参加できるので見に行こうと思った。でも、ここではそういう軽犯罪が多いためか、「たーーくさんある から、聞きたい事件までたどり着くのに長時間待つことになって、それまでが退屈だよ。」と警察に言われた。そうか・・・殺人とかの裁判だったら何日、何時 と決まっているのだろうけど、コソドロの事件なんてここじゃ、数知れずあるから時間さえも特定できないんですね。
と言うことで裁判所には行きませんでした。
いづれ説明とか夫にあるのかな?ないような気もするし。。


12月5日(月)曇り 最低気温16 最高気温26 ミュージカル

昨日レンタルで予習してミュージカルを見に行った。
場所はアートセンターの中、コートシアター。客席は少なく300人ぐらい。満席だ。
映画ではいろんな場面が出てくるのだけど、舞台だったらどうなるのか興味があった。
始まって吸い込まれるように見入った。途中15分ほどの休憩があって、終わるまで2時間半。とても感動した。
役者さんの中にNZのテレビや映画にも出演する俳優さん(Goerge Henare、Rama Te Wiata)もいたけどほとんどがクライスト チャーチ在住らしい。そして子役もみんな普通の中学生(しかもうちの近所の学校)で、3ヶ月ぐらいの長丁場なのに経験のために完全無給らしい。エライ!と 思う。
俳優さん全部で50人ほどが小さな舞台全体を使って動き回る。踊りに歌に、音楽も最初テープに乗せて歌っているのかと思ってたら、実際に舞台の下で演奏し ていた。
一生懸命の演技するのを見て1人$35は安過ぎると思った。しかも、終わった後立食のスナックもつまめたし、ドラゴンボートをやっている友人の関係で観に 行ったのだけど、ドラゴンボートにも補助金が回るらしい。儲けはあるのか、ちゃんと俳優さんに給料は払えるのか??と思う。

観てない人にはぜひ薦めたいし、またこういう機会があったなら観て見たいと思った。


12月4日(日)晴れ 最低気温13  最高気温28 盗難の続き
昨日1時間ほど昼寝をしたのと興奮していて今朝は早く起きてしまった。

さて、昨日の続きだけど、$2200使われたと思っていたけど、実際は瀬戸際でセーフ、支払い拒否をして使われずに済んだ。そのあと、「ホテルに泊まっ た」と夫は思っていたが「泊まった」のではなく、ホテルと兼業している酒屋さんで買い物をしようとして同じように拒否されたらしい。
盗難カードでお泊りしたら、すごい大胆!ですよね。
幸い、$2200使おうとした店は夜9時まで開いてあり、他の店は全部閉まっていて昨日中に買出しするには唯一、そこしかない。大量販店でセキュリティー カメラもありチェックしたらなんと子供二人を連れたファミリーだったらしい。
子供を巻き込んだ親の犯罪にカード会社の女性は困惑していたらしい。
で、ふと思ったのが、この店で盗難カードを使用したと分かっていながら(カード会社からも連絡が行っているはずだから)、車の番号を控えるだけで見逃した こと。
カードを取り上げなかったこと。ファミリーを拘束して警察に通報しなかったこと。とても不思議。間に合わなかったのだろうか?
車が盗難車だったら足がつかないだろうな…と思う。

カードのサインも夫のはシンプルです。私だって真似できるくらい。盗んで最初に使うまである程度練習したんだろうけど、簡単に真似できるサインも考え物。 しかもビジネスで使うためにゴールドカード(決して高収入だからじゃありません!)なのに写真もなし。
きっとお店の人もサインなんか見たようで見ていないのかもしれません。

朝9時に警察に行ってから夫は仕事。8時近くに帰ってきてから「その後」を聞けると思います。

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昨日のうちに家事をし終えていたので、今日は朝から豆腐作りをして、読み途中の「Narnia」(「magician’s nephw」を終わって 「the Lion,the Witch and the Wardrobe」を少し読んだ。(指輪はなんとか1年ぐらいかけて読み終わりました。ってい うか、文字を追っただけ…っても言える。)
子供の本なので読みやすい。英語を勉強する人にはぜひとも薦めたい一冊だ。
天気も良いので近くのショッピングモールに行ったついでに、昨日に行きそびれたレンタルショップで明日見る予定のミュージカル「オリバー (oliver!)」と昔の映画「キングコング」を借りた。
「キングコング」は夫も見たいというので今日は1人で「オリバー!」だけ見ることにした。
1968年作のマーク・レスター主演。マーク・レスターと言えば、「小さな恋の物語」だったかな?相手役の女の子と最後小さなトロッコに乗って行く場面が 今も印象的だ。彼ももう40半ばだろう。まだ俳優さんをやっているのかな?とっても可愛い子役だった。ビルを飲みつつ見たので、途中寝てしまった。また見 直さなきゃ!

さて、昨日の続きのカードの盗難だけど、まだ犯人は捕まっていないらしい。しかし、徐々に解決に向かっているらしいから捕まるのも時間の問題かな。

ひさしぶりに友達と中華料理を食べに行きます。では。


12月3日(土)曇り 最低気温12 最高気温20 財布紛失
朝から家事やなんやらして3時に一通り終わり、「Narnia」を少し読んで晩御飯を準備した。
相変わらず夫は7時過ぎに帰ってくるので先に食べてのんびりした。朝からぜんぜん外出をしなかったので、再来週から始まる「キングコング」と比較したいの で、昔の「キングコング」をレンタルで借りようと散歩がてらに夫と出かけることにした。
すると、夫が「財布がない」と言った。いつもジャケットの中の深いポケットにに入れているので落ちることはないのだけど…と言いながら、仕方ないので車で 彼の職場に戻ってみてみた。が、ない。
もしかしたら今朝買い物をしたお店に置き忘れているのかもしれないけど、時間が8時過ぎているので明日にならないと分からない。
レンタルショップは家の近くにあるのだけど、車で立ち寄ろうとするので、「あんた、早足で帰宅してカードなどの使用をストップするのが最優先でしょう が!」と言った。紛失よりレンタルを優先する夫に呆れる。こんな時に「この人、外人だわ」と認識。
普通、電話を入れる時はまずクレジットカードですよね?それから暗証番号が必要なカードなどになるのだとおもうんだけど、夫がまず電話したのが警察。しか も時間外だから明日の朝に最寄の警察に行くように言われたらしい。
で、カード会社に電話したらかなり待たされた後繋がって、調べるとすでに何回か使われた形跡があるとのこと。
盗まれてるじゃん!朝から夜の8時になるまで気づかなかったなんて信じられないですが、盗んだやつはその間何回かで$1000近く使っていたらしい。しか も夫が電話している最中にもお店で$2200のものを買っていたらしい。
カード会社が緊急処置をするのでということで慌てて電話を切る。
30分ぐらいしてカード会社にかけ直すと、やつは$2200支払った後、その足で「ホテル」に向かいそこでも使用したらしい。通報したお店の人が車の番号 を控えてて、あとはホテルの人が機転を効かせて留まらせて、ポリスがホテルに向かえば、逮捕できるという計算。もうすこししてまたカード会社に経過を聞く 予定だとのこと。

ま〜、もともと危機感がない夫が不特定多数の人が通れるところに置いてある椅子の上にお財布をいれたジャケットを放置したのが始まり。私から言うと「取っ てください、プリーズ」って感じ。しかも昨晩予定外の収入があったので夫にあげた$100もお財布の中、、、そういう大事な物はパブリックな場所に置い ちゃぁいかんでしょ!そう言えばあれも危ない、これも危険だ…と私からの説教を延々と受けるはめになった。は〜。
たくさんカードを使われたけど、夫が負担するのは$50だけらしい。昨日の晩$100をあげなければよかった…。と後悔することしかり。これからはお財布 は肌身離さず、仕事場のキャシュレジスターは鍵をかけ、私もまとまったお金は渡さないことに決めた。
もう、これが最初で最後であって欲しい。たのむよー。





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