2006年旅行記(写真をクリックすると大き く見られます)

*2006年7月14日(金)
  オークランドの濃霧のため1時間遅れでQantasAirにてクライストチャーチ空港からオークランドへ
    単身で11・45am出発。 
  オークランドからは定刻通りの1pm発のキャセーパシフィック航空にて香港へ。
    隣の席には何十年も前に日本でNZ人の妻と結婚式を挙げたという男性が乗り込む。
NZから香港まで11時間のフライト(やはり遠い…)の後、無事に香港入り 32℃小雨・強風
    預けたはずの荷物がなかなか出てこない。クレームしたら荷物は全てこれから行く中国の成都で受け取る手続きになっているとの事。荷物の半券を確認 しなかった私が迂闊だったけど、クライストチャーチで「(私)荷物は香 港で受け取れますよね?」「(カウンター)ハイ!」を鵜呑みにしてしまっていた。 どちらにしても荷物を出すのに    45分掛かるといわれ、空港まで迎えに来ている友達と子供を待たすわけにもいかないので、そのまま手荷物だけで香港 入りする。香港や日本の友達に あげることになっていたお土産全部を中国に持って行くことになる。
夜9時過ぎに香港に到着後、12時半ぐらいまでおしゃべりしてベッドにつく。

香港で歓迎のカードを 書いてくれたMちゃん

*7月15日(土)
扇風機をつけっぱなしで寝るなんて十何年ぶりだ。時差ボケで3・30am(NZでは7時半)に目覚める。
10時40分発の成都行きに乗るために早めに空港に行く。ゲートを確認後、時間がたっぷりあるのでお店を見てまわる。後もう少しで出発と言うところになっ て ゲート 番号が違うのに気付き猛ダッシュ!慌てて着いたらゲートが閉まっているではないか!「成都で迎えに来ているはずの友達にどうやって連絡していいのか??」 と頭の中でグルグルと混乱。
係員にゲートを開けてもらうように食いかかったら、中国語で「……イーシャー」「??」(係員が英語で)「少々お待ちください」・・・何のことはない、ま だ搭乗前であった、、、(汗)
やがて乗り込み時間になって搭乗カードを渡したら、係員の顔が曇りやたらなんとか・かんとかと言う。「チケットを出せ」との事。クライストチャーチで全部 手続きしたはずだったのに香港のカウンターに行かないといけないなんて知らなかった。単にチケットを千切って渡すだけだったけど、なんだかこんなんで ドーーッと疲れが出る。フ〜〜

飛行機はキャセィの子会社である、ドラゴンエア。スチュァーデスさんたちがみんな可愛い。
中国入国はかなり緊張しまくりだったけど、いとも簡単に入れた。

空港には中国人の元同僚の友達とご両親が迎えに来てくれていた。簡単な挨拶の後そのまま車の中へ。
外は暑い!ジリジリ・・・持ってきたチョコレートが溶けそう・・・
友達は仕事でずーーっと同行できないので、ご両親の家に泊まることになった。成都の郊外にある。         郊外の 道は異常に広い。ほとんど車がなく歩く人もいない。週末だからかな?
車は左ハンドル、右側通行。中国はさすがにグレートです。建物が大きいのと道が広い。それより交通ルールがあってないのごとく、信号が赤でも車が来ていな いと信号無視するし、道のど真ん中でほうきを持って掃除する人あり、自転車や人が車と車の間をぬって上手に渡りきるし。すごすぎます。
道端で 売っているフレッシュな果物を買う。山盛り買っても300円ぐらい
団地の 入り口には警備官がいて人や車の出入りがチェックされる。
団地のど真ん中にとて もきれいな水泳プールがあり最上階の家だがエレベー ターなし
    
部屋のほんの一部。ホ テルみたいだった。
その横では建設中 成 都はいつも霞がかかっている感じで青空を見ることは少ないと言う。霞んでいるおかげで日焼け止めを塗らなくても日焼けしない。

すこし 休んだ後3輪車 でお買い物。
座席か ら見て。彼らの 運転能力はすごいです。車の間を通り抜けるワザは脱帽もの。
小さな スーパーマー ケットにて
レ ジャーセンターの一 角。この後デジカメのバッテリーが切れる

友人のお父さんが勤めるレジャーセンターのレストランで叔父さん夫婦が合流し食事。
とても美味しかった。がバッテリー切れで写真を撮れず。(残念!)

*7月16日(日)*
4時40分に目覚める。どうも旅行しだしは時差で早く目が覚めてしまう。イカンイカン。
車で2時間半ぐらいのところにある、青城后山に連れて行ってもらった。
途中自国で生産消費している石油の「中国石油(petro china)」のガソリンスタンドに立ち寄る。
  19.80升(約 35.70リッター)で100元(1500円ぐらい)
途中に ある大きな建物
高速道 路の入り口 み んないい車に乗っています。
青城后 山の入り口(入 場料ひとり20元300円ほど)
美味し いものばかり… あと2品ぐらいでて食べ切れませんでした…。今回の中国の旅の中で一番美味しかった…かな。
日本の どこかにでもあ るような町並み
海から 非常に遠い成 都。川をせき止めて遊びま す
一緒に行った友達夫婦の子供といかだに乗りました。

みんな 麻雀かト ランプをしています。車で何時間もかけてやって来てまで麻雀しなくても家でやれば??・・・と突っ込みを入れたくなるほどです。
山道を登って 滝も見ました。

お寺も ありました
ノミで 削ってカキ氷を 売っています。
タク シー
帰り途中の町 並み

川沿いで食事(中国の食べ方の一つで「食べかすを床に落とす」というのが あるようで、近くのテーブルで食べていた人たちの床はとっても汚かったです。が、私たちは床に落としませんでした。食べかすを入れる皿がないのは普通らし く、テーブルの上に残します。食事が終わったらテーブルクロスごと店員さんが片付ける仕組みのようです。どうりでテーブルクロスがビニールでした。そうそ う、食べたい食材を店先に置いてある桶から選んだりするのですが、カエルさんがいたのにはちょっとビックリしました。)
トイレ事情…。青城后山のトイレ。予想通りドアなし。奥のは汚いらしく (未確認)誰も入りませんでした。使ったのは手前のです。一人ずつ使ったので他人にお尻を見られないですみました。ちなみに水洗ですが全体的に紙が溶けに くいためか、拭いた後の紙はかごに捨てるそうです。(トイレットペーパーはありません。各自持参必須です)
公衆ト イレ(ほとんど の公衆トイレは有料(40円ぐらい)ですがここはタダでした)・胸あたりまでのドアはあります。が、クサ〜〜イです。水洗なんですけどね。

*7月17日(月)
暑い33℃ 6時半に目が覚める。
この日はパンダを見に行きました。

きれいに刈り込まれた樹木。成都のあちこちがこのようにきれいでした。
3人で 行きました。
施設入場料ひとり30元(450円ぐらいかな)

外は炎 天下なので施設 の中に皆さんいます。氷に擦り寄っているパンダちゃんもいました。(ちなみにパンダは「大熊猫(ジャイアント・パンダ)」。「熊猫」だけだとレッサーパン ダのことを指すそうです。でも良く見たら顔つきは似ているんですよ)
やはり、ここではレッサーパンダよりパンダの方が人気者でした。北京オリンピック・パンダのジンジンもいました。
ここへ来て初めて私以外の「外人」を見かけました。外人が必ず立ち寄るところなんですね。
施設内でお土産を買おうと思ったら、観光客相手だからか非常に高くてびっくり。例えば絵葉書10セットが560円ぐらい。物価が日本やNZの5分の一ほど なので感覚としたら10枚で3000円弱。ヒェ〜!
施設の外にあるお土産やさんの方が安かったのでそこで買うことに。友達のお母さんが値切ってくれてかなり安めに購入できました。

麺はすいとんのような 味。スープも美味しい〜!
昼過ぎに戻って昼寝するにも寝つけないので絵葉書を書くことにしました。

夕方になって地元の市場にお母さんとお出かけ。
3輪車 でお出かけ
カエル のヒラキを売る おばさん
豆腐屋 さん
肉屋さ ん
みんな 愛想がいいで す。お母さんが私のことを「NZから来たんだよ」といろんなお店で言うのだけど、誰もキョトンとします。「ニュージーランド」がどこなのか、なんなのかさ えも知らないのかもしれません。スリが多い所と聞いていましたが、治安自体はNZや日本と同じだと思います。

晩御飯を作ってもらいました。四川料理は唐辛子を使ったものが多く、辛いもの好きの私の口には合ってました。
もちろん辛子が入っていない物もありましたよ。いつもは二皿とご飯ぐらいしか作らないのだそうですが、この日は私のために腕を振るったそうです。 (感謝)左写真は手際よいお母さん。真ん中は昨日の残りを温める友人。
夜暗くなって近くの7時からオープンする夜店めぐりに出かけました。値切ってサンダルとイヤリングを購入

*7月18日(火)*
今日は友達は仕事で普段は仕事場に近いところにアパートを借りていて、週末とかにこの家に泊まりに来るそうです。通勤に時間が掛かるとのことなので6時に 起き7時に出かけて行きました。私も早起きしてお見送り。
そして午前中からセントラルシティーにでかけることにしました。
お父さんは仕事なのでお母さんとバスに乗りました。地元の人が乗るバスです。
バス停切符切 りのおねぇさん  40年ぐらい前の日本みたいバスを乗り換えうさぎ 料理店
空港バ スだそうです。 ちょっときれい。車掌さんは座ってお仕事
ショッ ピングセンター たくさんお店があって想像していたより規模が大きくて驚きです。ところどころで店の前 に座り込んでランチを取る店員さん スタッフルームがないのでしょう。中国語でもセールのこ とを「出血処理」と言うのですね。
みんな 可愛いくて愛想 がいい店員さん ここで300円の手触りの良いサマードレスを3枚購入。 もっと買っておけば良かった。が、このあたりから珍しくも私の気分が悪くなりま した。
すこし座っていれば直るかな…ぐらいに思っていたらだんだん悪くなって、身体全体から血の気が引き、吐き気がしてきます。どこか横になるところを探すにも 長椅子のようなものどころか、椅子そのものがどこにもなく、仕方ないのでお店の中にある椅子を借りて様子を見ました。でも10分以上座っているとお店に迷 惑にもなるしと1階のフード・コートの椅子に座ることに。お母さんがフード・コートの人に塩と砂糖の入ったお湯を作ってもらって少しのみましたが一向に良 くなりません。お店の唯一英語を話せるという可愛い女の子が「大丈夫か」と聞いてきてくれたり、たまたま友人から携帯に電話が掛かってきても話すこともで きないくらいに気分が悪くなってきました。
吐き気がしてフラフラしながらトイレに行って出て来ると、お母さんが友人と会ったらしく私をどこかに連れて行くとのこと。どこだろう〜?と思いつつ手を 取ってもらってやっとのことで行きついたのが病院(マッサージ)でした。

マッ サージしてもらっ ているのが私。頭の上からつま先指一本まで1時間かけてマッサージ。血行が良くなると言うか、特に右足の付け根あたりの血がスーッと足に流れて行くのが分 かりました。
お母さ んも同じコース をやってもらいました。私はこの背中に吸引をつけて持ち上がらせた皮膚を前後に動かす時が一番痛かったです。あざのように紫に背中がなりました。先生曰く 「肺に毒が廻ってて熱を持っていた」そうです。疲れと暑さが原因かもしれません。

雨上が りのセントラル シティー 私が住んでいるクライストチャーチより随分大きいです
街中の 公衆トイレ こ こは様式もあるしきれいでした。有料
アディ ダス・ナイキ ショップもあります。朝食以来何も食べてなかったし喉も渇いてどうしても水分を取りたかったので、お店に売ってある「カキ氷」を食べました。100円。こ れが後で大変なことになるなんて思いもよりませんでした。
有名な飲茶のレストランに入りました。病み上がりでたくさん食べられない けどお母さんがたくさん注文してくれました。
成都の 人はフレンド リーです。NZ人もフレンドリーと言われますがそれ以上かもしれません。ぜんぜん知らない人なのに気軽に話します。その度にお母さんは「NZから来たの よ」と紹介してくれます。日本では有り得ない(?)ことかもしれません。
この人 たちも知らない 人。たまたま隣のテーブルでした。男の子が英語を学校で習っているそうで、英語で話しかけてくれました。
スイカ を買って帰宅し ました。団地に咲いてあるきれ いな花
この日は早めに寝ることに。7時にベッドに行きました。が、外で工事をしていて夜10時近くまでドンドン・ガンガン…
寝つけないな…と思っていると今度は私のお腹がグルグルいい始めました。夜中にトイレに行くこと3・4回。ゲリピーになったのです。何が原因なのか、気付 きませんでしたが、かなり後になって「カキ氷」が原因ではと確信。すぐ直るかと思っていたけど結局10日間ゲリピーでした。念のために持って行った食事に 当たった時のための正露丸を飲み始めます。規定分量を飲んでいても1日3回となると多すぎるのか、今度は胃までいたくなるしちょっと辛かったです。

*7月19日(水)
一番良 く寝て起きたら お母さんが中国式の朝ご飯を作ってくれてました。
友人が一日休みを取ってくれて三国志で有名な武侯祠へ。入場料50元(750円ぐらい)
外にあ るお店の数々  スターバックスもあり


成都名 物の「火鍋」鍋 が仕切られてて真ん中は辛くなく、外側は火を通すほど辛くなります。具はえのきやウズラの卵を始め、いろんな物が…。箸ですくって「オイルやにんにく・香 辛料などが入ったタレ」につけて食べます。豚の脳みそ・内臓など。友達は食べましたが、私は病み上がりにつき遠慮。ビールはいつもながら美味しいです。


夜はお世話になった 方、友達・ご両親・叔母叔父さん・お友達ご家族を招待して食事会
美味しくて食べ切れないほどの料理とたくさんのアルコールをいただいて10人分でたったの380元(5000円ぐらい)。お父さんの職場のレストランだっ たのでかなりディスカウントしてくれたよう。利益があったとはけっして思えないほどでした。
お世話になった方々と。
レストランのトイレ、きれいです。ただドアがないですね。利用しなかった けど。

*7月20日(金)*

最後の日。友達は仕事なのでお母さん。お父さん。お父さんの友達でアーミーのトップクラスと言う人が空港まで送ってくれました。
彼の車は特別なナンバープレートと交通許可書がついていてます。制限速度以上をだして信号で止まっている車がいたら反対車線に出て一番前に割り込み、さら に反対から車がなければ赤でも突っ切り、クラクションは当たり前、時にはサイレンを鳴らしながら、空港まで超特急25分で到着。ジェットコースターに乗る より恐かったけど、女王様の気分を味あわせて頂きました。
成都の空港はまず持ち物チェックしてからカウンターでチェックインなのですが、たくさんの人が待っているのを彼らの一言で割り込ませてもらいました。

みなさん、ありがとう!あっという間の6日間。いろんなところに連れて行ってもらいたくさん美味しい物も頂いて、とっても楽しい思い出に残る旅行をありが とうございました。特にお母さんにはずっと付っきりでお世話をしていただき、漢字をお互いに書いてお話をしたメモ帖は大切にします。突然病気になった時も 側にいてくれて元気になりました。あの時もし一人でいたら…と思うだけでぞっとします。具合が悪くなって迷惑をかけてごめんなさい。心からありがたかった です。またいつの日か、私の中国語が上達した時に訪れたいです。
ありがとうございました。
2時発のドラゴンエアーに乗って中国大陸を横切り(大河を眼下に。列車で移動しても楽しそうです。)香港へ。
4時40分着
泊まらせてもらう友人宅はエアポートのあるランタォ半島のディスカバリー・ベイ。空港からバスで1本。30分以内に到着します。成都まで持って行ったお土 産をやっと手渡せました。
のんびりして遅く帰ってきた友人の旦那さんと自宅で食事。11時過ぎまで談笑・就寝。

*7月21日*
6時半に目覚める。今までのうちで一番寝たような気がする。
朝をゆっくりして、近くのショッピングセンター内の飲茶のお店で早めのランチを取り空港へ。2時55分発の福岡便に乗る。
ちょっ とオールド・ ファッション風の台湾空港(トランジット)
台湾経由ののち福岡空港8時45分到着。
入国審査を通る時、「旅行中に下痢や吐き気や発熱があった人は届けること」との注意書きを見かけた。
全部当たっているし今も下痢だけど…と思ったけど、ここで届出をしたならば絶対に面倒なことになる。注意書きは見なかったことにしようと決めて急ぎ足に なった。
許可量以上のお酒と、昔、人からもらってて全く使っていなかった偽ブランド物の財布と時計を持っていたけど荷物を開けられることなく問題なく帰国できた。
外に出て福岡に住む叔母の出迎えを受ける。
電車を乗り継ぎ叔母の家に着いたのが夜11時手前。初めて会う叔母のだんなさんとも話が進み就寝。

*7月22日*
いつも帰国する時は北海道の友達にこちらから会いに行くのだけど、今回は彼女が20年以上ぶりの九州旅行をしたいとのことなので福岡で会いことにした。
千歳発福岡行きの飛行機で3時pmに到着なので、それまでを叔母と時間を過ごした。
まず家の近くにある1000円カットで髪の毛を切ってもらい、安売りの洋品店でズボンを2本、ブラウスを1枚購入。
天神で博多ラーメンを食べ、地下のショッピングセンターをあるいて廻ってトイレに入ってしばらく歩いた後、今さっき購入した洋服を叔母が持っていないこと に気付く。慌ててトイレに戻ったけど、それはすっかり無くなった後だった。ガッカリ・・・
最近できたばかりの「キャナル・シティ」に行こうと思ったが時間が無いので、一旦叔母と分かれて北海道の友達を迎えに空港に向かう。時間通り到着。

彼女とキャナルシティに歩いて行って2階のデザートやさんで小さなケーキ2個と紅茶を食べ、

最上階の「ラーメンスタジアム」で美味しそうなラーメンを食べる。先ほど博多ラーメンを食べたので今度は鹿児島ラーメンを食べる。(食べてばかりです。)
いろいろ買い物しているうちに7時過ぎになり、フェリーで五島列島に向かう友人と別れ(2日後には長崎で合流します)次は夫を迎えに福岡空港へ。
8時に再び叔母と合流し、一日違いで香港経由でやってくる夫を向かえることにした。
福岡空港は他の国際空港より小ぶりなため、待合ロビーは閑散としていた。目当ての飛行機が到着し、もうすぐで出て来るかな…と待ちわびていたら、 「****さんをお迎えの###さん、いらっしゃいましたらカウンターまでお越しください」とのアナウンスが。実は乗り遅れたのかな?と思っていたら、係 員の人が「イミグレーションで引っかかっている」とのこと。「****さんはどちらにお泊りですか?」と聞かれ、叔母の住所と電話番号を言った。
しばらくして笑いながら夫が出てきた。詳しく聞くと「入国記録書」に滞在住所を書く欄があって、普通の観光客はホテルなりの住所を書くのだけど、ウソは書 きたくなかったので「長崎?don’t know」と書いたらしい。
そう言えば住所も電話番号も夫は知らなかった。(教えたこともないし。)「I don’t know」しかも1ヶ月滞在すると言うのに小さな手荷物のみで はイミグレーションも怪しむはずだ。案の定荷物を全てチェックされたらしい。持っている荷物は少なくて半分は私が持ってくるように指示したお土産。スキャ ンに通されて問題なく通過したということ。
そしてクライストチャーチを出る時は雪まで降りそうな寒い日だったので、セーター・ジャケット・マフラーの格好で飛行機に乗り込み、それらを香港の友人宅 に置いてきたらしい。いくら寒くても空港まで車で10分。しかも車の中にいるだけなのに荷物になるようなものを持ってきて…と私からずーっと愚痴られる。

ま、とにかく無事に合流できたのでよしとしよう。
10時半ぐらいに叔母の家に到着。叔父のPCの調子が良くないと言うので落ち着くまもなくPCを修理。就寝。

*7がつ23にち*

昼ごろから長崎に叔父の車で向かう。
長崎には夕方4時ごろ到着。昼食を簡単に済ませていたのでお腹がすき、長崎名物「チャンポン」を食べる。
この日、雷が伴う土砂降りで梅雨末期を久々に体験。
久しぶりの実家で落ち着く。

*7月24日*
朝からはゆっくり。昼前に2年前に使っていたプリペイドの携帯電話の再契約手続きに行く。身分証明書を持っていなかったのでその場ではできず。一先ず夫を 繁華街に残し、家に帰りパスポートを取りに帰る。結構面倒くさい。
福岡で一度会い、その後五島を廻っていた友達を迎えに昼の3時に長崎岸壁に着く五島からのフェリー乗り場に行く。
夜はつるちゃんというお店に行って、友達が食べたいという長崎名物の「トルコライス」を注文。

本来は私の実家に友人を泊めてあげたかったけど、YHは昔よく旅行の時に利用して、懐かしさもありYHに泊まりたいというので申し訳ないけどそうしても らうことにした。YHといっても新しくなった現在の長崎カソリックYHは名前の通り、カソリック信者の人も宿泊できて部屋は相部屋ではなく畳の個人部屋に なる。今回は彼女は畳の部屋に泊まった。

*7月25日*

友達は信者ではないけどカトリックに興味があり勉強をいているとかで、以前から隠れキリシタンや有名な宣教師ドロ神父が住んでいた外海の黒崎に行きたいと 言っていた。隠れキリシタンを書いた遠藤周作の「沈黙」の舞台でもあり、遠藤周作の記念館もある。
私も夫もカトリックには興味がないのだけど、ひさびさの海がきれいな外海に行きたくなったので彼女に同行することにした。最初はバスで行こうと言っていた が、たまたま昔から知り合いの「長崎カトリックセンターYH」で働いている入口さんが車で案内してくれると言う。彼は歴史専門家で、特に長崎のことを熟知 している。運転しながらずーーっと話してくれた。
「これをYHの泊り客相手にツアーにしたらどうですか」というとその意向であるとのこと。「ただ身体がもたなくてねぇ〜」と言っていた。確かに夜勤明けで はかわいそうなくらいだ。
遠藤周作記念館を始め、黒崎教会、ドロ神父の住居跡、隠れキリシタンの人たちの教会、などなど、また隠れキリシタンにまつわる歴史など、いろいろ話して連 れて行ってくれた。バスだけでは到底行けないような辺鄙なところも連れて行ってくれた。ありがたい。
お礼にNZからのお土産と大好きな焼酎と果物を差し入れし、3日間YHに宿泊する友人といっしょに談話室に居たら、やってきてもっと深く入った歴史を一時 間以上説明してくれた。
夜遅くまでおしゃべりして帰宅。

*7月26日*
友人の甥が大分に住んでいて今年か来年に英語の勉強を兼ねてNZに来たいと言う。
事情を聞きたいのでぜひ会って欲しいといわれ、喜んでOKする。
夕方長崎に到着して夕ご飯を食べながらと考えていたら、バイクで大分から来る途中、佐賀のあたりでタイヤがパンク。修理に数日掛かるというのでJRで来る ことになり、結局この日、彼とは会えずじまいになった。
友人は遅く到着した甥と食事。私たちは長崎に来て2回目の実家での食事となる。

*7月27日*
友人が2時発の飛行機で北海道に帰るので、最後のお土産を買ったりするため、11時に待ち合わせして甥とやっとお話できた。たった一時間のために大分から やってきてもらって申し訳ないきもちだ。
彼女が空港行きのバスに乗ってからもう少しだけ彼が乗るJRまで時間があったので、グラバー邸の入り口まで行った。バタバタして彼も帰っていく。
夜は長崎YHで働く別の友人と食事。トンカツを食べ、お茶をして帰宅。

*7月29日*
昔、ボランティアでスイミングクラブに参加し、小さな子供たちに水泳を教えていたのだけど、そのサークルの集まりがあると言うので、夜、ホテルのビアホー ルで久々の仲間と合流。楽しい一時を過ごす。

*7月31日*
NZで7ヶ月以上いっしょに過ごし、友達以上家族みたいなMちゃんと友人を訪ねて日田に行く。
福岡までバスで出て、この日泊めていただく友人が日田から迎えに来てくれた。
夕食はさらに人数が増えて、川魚を堪能。おいし〜〜!

*8月1日*
日田の友達が有田陶器で有名な佐賀の有田に行く用事があると言うので、連れて行ってもらう。
素敵な陶器ばかりで目移り。小さなメモ立てと焼酎カップなどを買う。
入場無料の博物館は見所満載。有田からの帰りはJRで長崎まで。途中、ハウステンボスをJRの窓から見る。
夕食は駅前で3人で軽く済ます。

*8月2日*
ランチを長崎カソリックセンターYHに勤めるYちゃんと取るために彼女の家へ。新築のマンションは気持ちがいい。
3匹の猫ちゃんと戯れる。

*8月3日*
いつもお世話になっているSさんの奥さんとランチを一緒する。
彼女の家の近くにある日本食レストランは個室で3時間ゆっくり過ごせる。ランチに3000円はちょっと高めだけどご馳走になった。感謝。
いろんな話をして帰る。

*8月5日*
スイミングクラブの夏季合宿があり夫と参加。
長崎からバスで1時間半、さらにフェリーで10分の「松島」へ向かう。
私は何も手伝わなくて申し訳なかったけど(ただ食べていただけ…)、夫は「にわか英語教師」となり、参加している4才から高校生までの子供たちに英語を教 える。
小さな子供たちを相手するのは大変だったけど、高校生ともなれば結構話せるので楽しかったようだ。「また来てね」とリクエストもあったらしい。(お世辞に しても嬉しいねぇ)
合宿なので水泳の練習が名目だけど、半分お遊び。海で泳いだり、バーベキューをしたり、お刺身も頂いたり(子供以外)私は食べたり飲みに行ったようなもの だ。
プール の監視人ではあ りません。プールの温度32℃ まるで温泉。

*8月6日*
久々に6時起床。プールで子供達を2回泳がせて昼の3時には帰宅のためにフェリーに乗る。
疲れながらも有意義な時間を過ごせた。二人分無理に参加させてもらってありがとうございました。


*8月7日*
この日から「JRパス(周遊券)」を使う。一週間乗り放題なので、小学生の時の修学旅行以来の鹿児島に行く。
初めての九州新幹線も経験。(今回、一番良かったJRは長崎ー博多の「白いかもめ」のグリーン車、お絞や飲み物も出ました。座席も12席しかなくゆーーっ たりとしています。)
鹿児島は長崎から方道4時間。当初日帰りで行こうと思っていました。が、友人のおねぇさんと娘(Aちゃん)が住んでいて娘は7年前にNZで遊んだ仲。「ぜ ひ泊まって行って…」と有難くもお誘いがあったので一泊することにした。
着いたその日、指宿の砂風呂にはいる。
砂風呂 は裸の上に浴衣 を来てそのまま寝転び、おにぃさんがスコップで砂をかけてくれる。15分が限度と言われるくらい、砂をかけられた瞬間から手と足先がジンジンしびれてき た。10分でギブアップ。これ以上だと湯あたりしそう。
その後普通のような温泉につかって満足。
JRで指宿から1時間ちょっと掛かって鹿児島中央駅に戻る。鹿児島名物「白熊」(カキ氷にクリームミルクがかかってていろんな果物が乗っています)を食 べ、西郷さんの銅像を拝み、NZで会ったことのある別の友人(Aちゃんと友達)と合流して帰宅、Aちゃんのお母さんの手作りのご飯を食べる。

*8月8日*
朝ゆっくりしてから桜島に渡る。15分おきに本土と桜島を結ぶフェリー(約10分)は24時間動いているそうだ。すごい。


昼1時の新幹線で鹿児島を後にする。突然の訪問してAちゃん、ありがとうね。
鹿児島から長崎に向かう途中の鳥栖駅で次の日に行われる原爆記念式典に参加すると言うおばあちゃんと一緒になる。長崎まで行くのは初めてで乗り換えに手ま ごっていたがちょうど同じ方向なので手助けした。聞くと80才らしく洋裁の先生として現役で働いているらしい。素晴らしい方だ。

長崎には夕方5時に到着。その足で友人宅に向かう。ここでは高校以来の友人たちが久しぶりに集まるという。
いつものごとく飲んで食べておしゃべりした。夜、家に送ってもらうついでに、できたばかりの大橋を通ってくれた。いつもインターネットのライブカメラでみ るだけの橋だから夢のよう。とても不思議だった。

*8月9日*
周遊券がもったいないので、福岡に日帰りで行く。行った先はカナル・シティ。またもやラーメンスタジアムでラーメンを食べる。みんないっぱいで、比較的空 いているところにしたけど、いまいち…だった。
6時ぐらいに長崎に戻り、1500円カットで夫は髪を切ってもらい、近くの定食やさんで食事。500円なのに美味しい!

*8月10日*
長崎を出発。最終目的は東京だけど、京都の金閣寺をぜひとも見たいと夫が言うし、私も行ったことがないので京都に3時間取った。
周遊券が新幹線ののぞみに乗れないので、博多・大阪・京都と乗り継いで2時に京都到着。インフォメーションで行き方を聞き、地元のバスに乗り40分かけて 到着。
と ても 美しい金閣寺。
8時に東京着。NZで知り合ったMちゃんと落ち合い、泊めてもらう。
「下丸子(『ちびまるこ』みたい)」に住んでいて、近所にある沖縄レストランで食事。美味しい〜〜!
3人で川の字になり寝る。

*8月11日*
仕事のあるMちゃんといっしょに家を出て、どこかに行くことにした。
グリーンの周遊券なので空席はあるだろう、だったら仙台に行きたいな・・・と漠然と考えて行ったら、お盆の時期だけに全部満席!唯一空いているのが高崎・ 越後湯沢まで。新潟さえもいけないの〜〜?!
仕方ないので越後湯沢までにして2時間過ごした後東京駅に戻る切符を入手。1時間半かけて降りたところは温泉地だった。早速宿泊なしで入浴できる所を聞い て散策。
ロープウェイもあったけど、パス。その分、優雅にホテルの温泉を使う。11amだったためか利用客なし。
の〜んびりできた。ここでも温泉に入るとは思いもよらなかったな。
帰りは駅で駅弁を買い、新幹線の中でかに寿司を食べる。う〜〜ん、満足!
2時には東京に戻り、秋葉原や新宿などをまわり、渋谷に到着。ハチ公前ではいろんな人が待ち合わせしていた。
私たちも夫の友人のカナダ人・その婚約者と待ち合わせ。Mちゃんも仕事帰りに合流して4人でアイリッシュバーに行く。夫の友人はNZではアイリッシュバン ドのベースをしていたのだけど、現在東京に住みアイリッシュバーでバンジョーを演奏しているらしい。他にもバイオリンとかギターとかいろんな人がアイリッ シュ・ミュージックを演奏していて日本にいるとは思えない雰囲気だった。
いい音楽を聞いて帰宅。

*8月12日*
朝早く起き、栃木に住むYちゃんと東京駅で待ち合わせ、千葉に向かう。
千葉には昔からお世話になっているJさんがいて、日本に帰るたびに立ち寄るところだ。
昼ぐらいに到着したら、既に何人も集まっていて、刺身に蕎麦にバーべキューなどなど食べ切れないくらいの料理が待っていた。ガンガン食べる。
夜は柏に住む友人一家もやって来て、みんなで大原の温泉に行った。ここの温泉はお湯の色が真っ黒い。コーヒーの色だ。いろんな温泉に入ったけど黒いお湯は 初めて。お肌がつるつるした。

*8月13日*
昨日から泊まっている方々も帰路に着き、人間が減ってきた。
お天気もいいし、海にも近いので車で一家とYちゃんと泳ぎに行く。御宿は混んでいるだろうと大原にした。ちょっと海が砂で透明感が少なかったけどたくさん 泳いだ。
友人宅に戻り、ちょっと休んだ後、別の人の家でバーベキュー。つかれて寝る。

*8月14日*
昨日バーベキューをした家の人が用事で東京に出るとのことなので連れて行ってもらうことにした。
朝11時に千葉を出発して東京には昼1時前に到着。上野(学芸大学)で開かれているルーブル美術館展の無料入場券を貰ったので出向くとなんと「90分待 ち」のカードが出ていた。こっちでは待ち時間0に慣れきっているので90分も待てるのか心配だったけど、幸い曇り空で日差しも少なく、実際には60分待っ ただけだった。
なかでもやはりすごい混雑で主に彫刻が展示されていた。人が見ている後ろから覗き込む…と言う感じだったけど、起源世紀前後の作品を間近で見られるとは思 いもよらなかった。昔の人はすごいなぁ〜。
並ぶのに60分、見るのに40分かけ、外に出てきたのが5pm。
香港に住むユーミンの大ファンである夫の友人である香港人が、たまたま東京に彼女のコンサートを見に来ているのだけど、彼女と時間が空くので夫と一緒にハ チ公前で6時に待ち合わせ。食事。日本語ペラペラ。ユーミンの曲を通して日本語を勉強したらしい。
彼女の子供も同伴していたので9時過ぎに別れ、つくばエクスプレスに乗って一昨日会った友人一家に会いに行く。
行き先は一家の旦那さんの実家。彼のお母さんとは15年前に会った以来。ぜんぜん変わってなくてお元気だった。ビールを飲むペースも相変わらずだ。
アメ横で買っためんたいこを差し入れして(安物ですが…)夜遅くまで飲む。

*8月15日*
昼前に友人の実家をでて電車を乗り換え、千葉に戻る友人の車に乗せてもらうために新小岩へ。
無事合流。夕方には千葉に戻る。
友人のお隣さんからの差し入れとかがあり、夕飯はそれで十分。お腹いっぱいになる。

夜は千葉いすみ市の花火大会。やぐらが組まれ演歌歌手が歌い、お相撲さんも来て盛り上がる。
しめは3000発の花火。かなり長く続いたのでもっとあったかもしれない。

*8月16日*
以前から希望していた豆腐作りを見学させてもらうために近所の豆腐屋さんに朝4時45分に起きて出かける。
しかし仕事は4時半始まりで既に一回分の豆腐はできていた。
7のつく日がお休みらしくて、でも実際には月に二日しか休めないそうだ。
おばあちゃんとその息子夫婦の3人で経営している。後を次ぐ人はいなく、「死ぬ時が引退だね」って笑っておっしゃった。いろいろ教えてもらい、いろいろ話 をしてきた。豆腐は安いけど値段の割りに手間がかかる。有難く頂きたい。
ちなみに豆腐の違いを聞きました。
<木綿豆腐>
「にがり」を使う。業務用にがりを薄めるそうです。毎日作るのに毎日出来栄えが違うそうです。
<絹ごし豆腐>
大豆を絞る時に木綿の布だと木綿豆腐、絹の布で濾すと絹ごし豆腐ができると思っていませんか?
それはウソだそうです。絹ごし豆腐はにがりでは固めなくて、大豆を搾った後の豆乳に「凝固剤」を入れるのだそうです。出来栄えのごまかしもし易く、凝固剤 を入れる時は一気に入れ混ぜない。後は時間をおいて固まるのを待ち、ステンレスのしきり(40個分ほどの格子状態になっている)を型にはめて一気に切るだ け。
<揚豆腐>
木綿豆腐の水をさらに絞り、固めの木綿豆腐にしてから、包丁で1cmぐらいの厚さに切りさらに水を切って油で揚げる。結構これも難しいらしいです。

*豆腐つくりの決めては「大豆」だそうで、中国産はあまり良くないらしい。
*大豆を水に漬けて泡が出ると古い方。新しいと泡が出ない。
*大豆は夏場は6時間、冬場は二日水に漬けるらしい。です。
豆腐は奥が深いんですね。

昼は100円ショップやNZに持ち帰る食材などを買いに行く。見るもの全て持って帰りたい。

最後の夜は「トンカツ」にした。夫の好物だ。今回何回食べたことだろう〜!
ちょっと飲んでおしゃべりして翌日が早いので早めに寝る。

*8月17日*
成田発が11時なので朝5時に起き6時に出発。思ったより早く8時に着いた。香港行きはもう一便10時出発するのがあるのだけど、それでも余裕で乗れたけ ど、予定通りの11時にしてその分空港内のお店を見てまわることにした。が、ターミナルは「第1」。すごく大きな第2に比べて小さくあっという間に見てま われてしまった。
ギリギリに買ったのはお土産に渡す『カステラ』『クッキーセット』と、『辛子めんたい』高めだったのでかなり悩んだけど自分のお土産にした。

香港には予定より早く着き、荷物もチェックされることもなく入国。友達の家まで順調に行けた。
荷物を置いてシャワーを浴びてから香港の夜に出かける。

バスと地下鉄を乗り継いでレディース・マーケットに行き、夏用の帽子を購入。700円なり。安い!
その後、飲茶を食べ香港島の夜景を見て、フェリーで友人宅があるディスカバリー・ベイへ帰宅。夜12時半。歩きすぎで疲れた〜〜〜

*8月18日*
友人と子供二人と私と夫とでグルグル香港をまわる。
フェリーで香港島に渡 り長〜〜〜いエスカレーターを乗り継いでピークまであがる途中の町並み。エスカレーターは登り用。朝は付近に住んでいる通勤者のために下り用になるとい う。エスカレーターがないと上り下りが大変だわ。

山頂から。名物の霞が かかって遠くは見えないけど素晴らしいながめだ。
頂上からタクシーを 使って島の反対側にあるスタンレー・マーケットでお買い物。
夫はやっとここで自分に合う気に入った靴を買う。私は素敵なティッシュケースカバー。150円。超お買い得!
ここから友人の旦那さんと合流するためにバスで香港のど真ん中まで向かった。狭い山道をグネグネ降りていく二階建てのバスは結構揺れが大きくてスリリン グ!地元の交通手段を使うのはとっても面白い。
晩御飯として外にテーブルを備えたタイレストランへ。大人4人+子供一人食べて飲んで1万円ほど。
さらにビルの狭間のバーで軽く飲んで帰宅。
朝から歩きっぱなしだったのでみんなぐったり。良く寝る。

*8月19日*
今日は香港とすべての旅行の最終日。
家の裏にある、小さな島に出かけた。地元の小さな船に乗り、香港とは思えないほどのんびりとした島だ。
この島には似合わない(?)ちょっとおしゃれなレストランでベルギー料理をランチに取り、あるいてまわる。
夕方には家に戻り、荷物の準備をして6時に出る。空港に7時前には到着。
8時55分発のオークランド行きに乗り込み香港を離れた。

飛行機は特に座席指定をしていなかったら、なんと真ん中の列のさらに真ん中という最悪の座席だった。
私たちの両脇に他人が一人ずつ座っているので、トイレにも行き辛い。結局、一度も尿意をもようさなかったので良かったし夜の便だったので寝て時間が経って よかった。
私の左隣には太った外人の女性が座っていたけど、食事で自分の分を食べた後、さらにもう一品メインとパンをもらっていたのにはビックリした。良く食べるの とリクエストが叶うんだと両方に驚く。

*8月20日*
昼ごろNZの大都市オークランドに到着。
麻薬探知ビーグル犬が歩き回り、すべての荷物をエックス線にかけられる。今回持ってきたキュウリの種は届出をすべき対象物になっているので申告書に真面目 に書いていたら、やはりというか「没収」されてしまった。もしかして大丈夫かなと思ったけど、やはりダメだった。ぐやしい〜〜
しかし、今回、香港・中国・日本と廻ってきたけど、入国に際して品物のチェックはNZが一番厳しかった。NZ以外はすべて見もしなかったし、エックス線に もかけなかった。それほどNZは外から来る物に厳しい。(食べ物を持っているのに「持っていない」と申告したら即$200罰金です。エックス線にかけるか らウソはバレルし…)
キュウリの種を2袋没収されたけど、それ以外は大丈夫だった。焼酎1800ccも無事通関。
クライストチャーチへ向かう飛行機に乗り、3・20pm到着。暖かい。14度。

めぐもピコも元気で庭の芝生を食べていた。
無事に帰って特に問題もなく済んだ旅行も終わり。現実に戻ってしまった。は〜〜
いろんなところでいろんな人たちに大変お世話になった。とても有難いことだ。みなさん、ありがとうございました。
今度いつ日本に行けるかどうか分からないけど、またがんばって貯金して行こう!と思う。

*終わり*