<がんばるぞ日記>


ラッキーもついに病気になってしまいました。これからなるだけ痛みがないよう、負担がかからないように看病していきたいと思います。

7月19日…体重1050g  最近よくお腹がグルグル鳴りだすので病院に連れて行く。獣医さんいわく、「肝臓が腫れてきている分体重が増えていると思うけど、年なので何も出来ない。様子を見ましょう。体重が減ってきたら連れてくるように」とのこと。ちょっと診察の仕方や対応に不審を抱いたが特に気にせず帰宅する。(思えば、この時セカンドオピニオンを受けるべきだった。)

8月24日…NZに戻るとお腹がかなり腫れているのがすぐ分かる。様子を見ることにした。(さっさと病院に連れて行くべきだった。)

8月30日…プロポリスを薄めたのを飲ませ始める。

9月1日…体重1142g この日からプロポリスは夜に2g強スポイトで飲ませる。もともと水は飲まないので大好きなりんごを食べさせながら飲ませる。

9月5日…体重1128g 体重はすこし減ったがお腹の腫れが収まらないので翌日朝別の病院に連れていくことにする。

9月6日…体重1116g 朝から予約を取って病院に連れて行く。触診では肝臓には問題がないと思われる。レントゲンを撮ってみないと分からないと言われた。

9月7日…体重1111g 朝仕事にいく前に予約していたレントゲンを撮るために病院に連れていき、昼過ぎ電話を入れると「大きな腫瘍がありどうしようもないので安楽死させる方法もあるが、無理には言わないから考えるように」と言われ、仕事の帰りにラッキーを迎えにいった。レントゲンを撮ってくれた先生は電話の先生と別の人で「まだよく食べるので家で余生を送らさせたい」というのに賛同してくれた。 「安楽死(put her down,とか put her to sleep)にかなりのショックを感じ,病院でケージの中に指を差し出すとラッキーが私と分かるのか寄ってきて、不憫で泣けてしょうがなかった。

9月8日…

朝、ふと前足をみると右の足が腫れている。関節炎も併発しているのでその影響か心配である。仕事から帰って他の足とかもうんちで汚れているので下半身浴のつもりで洗ってあげる。右足は外のケージに入っていたときに芝生の上に木とかの屑で引っ掻いたのか、数箇所傷があるのを発見。同じくプロポリスを濃い目にして消毒をする。

9月9日…外のケージに入れたらすぐに芝生を食べ始める。途中囲いの中に入るが、また外に出てきて美味しそうに食べる。うんちが柔らかい。それを踏んでまた足が汚れる。食欲旺盛。ポロポリスを朝と晩にやる事にした。

9月10日…体重1107g 外のケージに入れたらすぐに外に出てきて芝生を食べ始める。夕方家の中に入れて晩ご飯の前の1時間ぐらいお膝の上で抱っこした。気持ちよさそうにしている。お尻の周りが張っていたので指先でマッサージしたら柔らかいうんちが大量に出てきた。汚れたので塗らしたタオルペーパーで拭いてあげる。右足の傷は徐々に治りつつあるが治まるまで消毒をすることにしている。腫瘍の方は減ってきているのかもしれないけど、心持、顔が小さくなったような気がする。 全体的に痩せてきているのかもしれない。食欲は旺盛で何でも食べる。ペレットの他に三つ葉、大根の葉っぱ、芝生、パセリ、にんじん、セロリ、干し草、好きそうなものをあげる。晩ご飯を食べて一休憩したら自分で硬めで形のあるうんちを立て続けにしてくれた。夜、夫が抱っこしたときも形のあるうんちを8個ぐらいしてくれた。息が荒そうにも感じる。

9月11日…体重1101g 最近朝、ケージを覗く時、ドキドキする。寝袋が動いて息をしていてくれのがとっても嬉しい。昨日のご飯の中で大根の葉っぱ半分とニンジン・干し草を少し残したぐらいで後完食している。昨日から寝袋の中に入ったままなので、外のケージに移すのをやめることにする。その方が変化に気付きやすいし、足に負担がかからないだろうから。モルモットショーがあるのでちょっと覗きにいく。メンバーさんにラッキーのことをいうと「残念だけど安楽死の方がいいのではないか」と言われる。辛い。 帰宅してみると形はあるが柔らかいうんちをしている。

9月12日…
体重1132g 朝抱き上げると足4本ともうんちまみれになっている。濡らしたタオルペーパーで拭いてやる。腫れてた右足も落ち着きを見せてきた。今日も家の中でと思ったが、夫が「歩けるうちはなるべく歩かせたほうがよいのではないか」と言うので草が長くなっている部分にある足を傷つける可能性のあるものを箒で掃いてケージを置く。外に出したとたんに芝生を食べに囲いから飛び出す。結構まだまだ元気だ。出たり入ったりを今日は4回見た。目を大きく見開いて草をむさぼる姿はとても嬉しい。これだったら昨日も出してあげるんだった…と反省。 体重を量ると昨日から31gも増加。草を食べたせいだろうか?

9月13日…作業着姿の夫に抱かれて
体重1135g 朝早く速達便が日本から届いた。差出人は2年程前7ヶ月ほど同居していたみほちゃんである。なんだろ〜?と思いつつ開けてみると、お見舞いカードとともに黒い米粒のようなものが入っていた。彼女はもちろんラッキーのことをよく知っているので先日病状を伝えておいたが、黒い玄米が毒素を消すのに効果的だというのを知って3時間掛けて祈るように煎ってくれたそうだ。優しい心遣いにまた目頭が熱くなった。なんてラッキーは幸せものなのだろう。 早速ペレットと一緒に朝ご飯に混ぜてやった。どうにか少しでも軽くなりますように。先日は現在同居しているまゆちゃんからとっても美味しそうなニンジンをもらい、またいろんなモル飼さんから役に立ちそうなお薬の情報をたくさん頂いて本当にありがたいです。
今日もうんちは柔らかく、ここ2日ばかり続いている。もうコロコロっとしたものは出ないのかもしれない。毎日朝夕晩足にこびり付いたうんちをお湯を浸したタオルペーパーでふき取るのが日課になってきてしまったようだ。本人はいたって普通。今までは仰向けなんて絶対にさせてくれなかったけど、お腹の腫瘍が重すぎるからか、へんにバランスが取れて仰向けの状態でお薬とか足を拭くのとかさせてくれる。結構ゴキゲンである。昨日おとといと家の中のケージの中では寝袋に入ったままだったけど、今日は久しぶりに寝袋から這い出して干し草を食べていた。こういう何気ない“自分で動ける事”がとっても嬉しい。

9月14日…獣医さんから妊娠疑惑をかけられたポンポコリン

体重1094g 体重が昨日に比べて40gちかく減少している。量るのはいつも外のケージから家の中に移すときにと決めているのだけど、直前に大量のうんちをしたせいなのか、よくわからない。徐々にだけど腰当たりの背骨が手で触れるようになってきた。腫瘍が小さくならず、他の部分が痩せてきたということなのかな。でもきょうのうんちは形がはっきりしてどろどろではない。お陰で足もうんちまみれになることがなく大変助かる。右足の裏の傷にもかさぶたができてきた。晩ご飯の時もゴキゲンで寝袋の外にでて1時間ぐらいずーっと食べていた。私もハッピーだよ!

9月15日…体重1064g 腹周り38cm うんちも形のあるものに戻ってから3日目。とても調子がよい。先週の宣告はいったいなんだったの?って感じ。確かに体重は落ちてきてはいますがまだまだ元気ですよ。

9月16日…体重1056g 腹周り37・5cm 昨晩、モル飼い仲間のCさんからのアドバイスである動物病院の検診をメールで受けました。症状とかを言うとそれに基づいて診断をしてくれるわけです。もちろん「急を要するときは即病院へ」とありますが、ラッキーはすでに受診済みでセカンドオピニオン(うちの場合はサードオピニオン??)のつもりで受けました。そしたら驚いたことに何時間もしないうちに返答がきたんです。「年齢的に手術は無理だけど、ビタミンEの内服か、アガクリス単品も無害なので試してみてはどうか。薬局でも手に入りやすいですよ」とのこと。大変うれしく思いました。しかも、この診断無料なんですよ。 先生の貴重な時間を割いていただいたのに無料なんてなんてありがたいことか。紹介していただいたCさん、ありがとう。

9月17日…体重1040g 腹周り37cm すこし難便 起きてからケージを覗くと朝ご飯をまってました!とばかりに寝袋から顔を出す。食欲は変わりない。晩ご飯を食べたあとのうつらうつらする時間は良い夢を見ているのか寝言を言うようになる。あ、干し草を食べるときもウフウフ言いながら食べてたな。調子は良いのだけど、体重と腹周りの減り方が急激(?)なのがちょっと気になる。

9月19日…ご飯を食べる後姿。モルモットには見えない・・・^_^ヾ
体重1036g 胴回り36cm お腹が膨れていること以外には以前と同様である。お腹の張りもまだまだあるけど、1ヶ月前のパツンパツン状態から脱した感が抱いてみると分かる。この調子でひいてくれればと思う。

9月20日…

体重1034g 胴回り35cm 近頃容態も落ち着いてきた。体重、胴回りは毎日記録していこうとおもう。これから暖かくなってくるし、外で芝生を食べるのにも良い季節になってきたな。

9月21日…体重1023g 胴回り35cm 朝は軟便で足にうんちがついていたので濡れたティッシュでふき取る。とてもよいお天気(最高気温23度だった)なので外に出す。芝生がかなり伸びているところにケージを置いていると気付かないうちに芝生を食べに出たようで歩いた部分の葉がなぎ倒されていた。夜、家の中に入れたときは便はかなり小さいコロコロうんちになっていた。 いつものようにご飯と干し牧草を与えるがほとんど食べない。ただリンゴだけは自分から顔を突き出して要求する。先々週、時間にご飯を食べないことがあったが夜中に食べていたことがあったので、それと同じだったらいいけど。。と思う。今日の排便が少なかったので気にかかる。

9月22日…干し牧草に埋もれて爆食するラッキー。目がコワイ、、
体重1035g 10日ぶりの体重の増加。これまで減ってばかりいたのですこし安心。(してよいのか?)胴回り35cm
昨日の夜の追加…晩ご飯、特に大好きなヒマワリみたいな種さえも食べなくて、食欲が激減したままだと最悪のことを考えなければいけないのかと心配しながら私はベッドに行ったのだけど、同居しているまゆちゃんによると、ラッキーのケージの横で本を読んでたら、いきなり人間みたいにゴロゴロ…とラッキーのお腹が鳴り出したらしい。ケージは夜はカバーを掛けるので中は見えないんだけど、それからしばらくしたらダダダ・・・っと寝袋から飛び出す足音がして、ポリポリ…パリパリパリ・・・と食べる音がしたらしい。なーんだ、その頃やっとお腹がすいたんだ!朝起きるとフードトレイの中はほとんど食べ尽くしていた。でも人参は手を付けていない、、、包丁で周りを削いでやったら食べだした。美味しい部分しか食べないなんて、なんとファシーなまうすなんでしょ!と思った。
うんちは小粒のポロポロうんち。外のケージに移したら待ってました!とばかりに芝生を食べ始める。夜のうんちは朝と違って数は少なめだけど3倍以上はありそうな立派なもの。日によって形がバラバラだとこっちも気持ちが浮き沈みするけど、今のところまだ元気ですよ。

9月23日…
体重1036g 胴回り35cm 軟便 ご飯を食べている真上からパチリ!両足を踏ん張って食べてます。

9月24日…体重1026g 胴回り35cm 朝見ると昨日のご飯を残していた。朝の投薬の時一緒に食べるリンゴを初めて残した。仕事なので昼間どうしていたか分からないけど夕方家の中に入れるときもほとんどうんちをしていない。晩ご飯はニンジンを少し齧る程度でほとんど残す。昨日まで食べていた一番大好きな生の(塩なし)ピーナッツも今日は食べようとしない。全体的に疲れたと言った感じで、抱っこされたままククク…と言いながらずーっと気持ちよさそうにしている。私と夫と代わる代わる抱っこする。もう二人とも口には出さない(出したくないし)けど「永くないな…」と感じる。出来たら抱っこしている時に天国に行って欲しいと願う。そーっとケージの干し草の上に戻してもジーっとしたまま動かないので、改めて寝袋の中に入れてあげる。

9月25日…未明にラッキーは天国に行きました。昨日はほとんどなにも口にしなかったので、朝は柔らかいものを作って食べさせようと思い早く起きてケージに掛けてあるカバーをはずしたら、寝袋から這い出したまま冷たくなっていました。ご飯でも食べようとしていたのでしょうか、両足を伸ばし目を開けたまままるで抱っこしている時のまったりとした感じで亡くなっていました。今も抱いていると亡くなってしまったと言う実感がないくらい気持ちよさそうに伸びているのです。もう行っちゃうのも近いのかなと思いつつも夜ケージに戻したのが悔やまれて仕方ありません。抱っこしたまま最後を見取るべきでした。抱っこしてあげられなくてごめんね。一人ぼっちにさせてごめんね。レントゲンを撮ってから18日目でした。先週はあんなに元気にしていたのに、獣医さんをビックリさせてあげるんだと思っていたのにこんなに突然別れがくるなんて考えてもいませんでした。塩なしピーナッツは良くないから…と一昨日の晩催促するのに好きなだけやればよかったと後悔してます。 ラッキーが来てから7年、とっても楽しい日々でした。いっしょに走り回り、こたつで一緒に横になったり、お風呂も好きで、夫の胸の上で抱っこされる時に見せる表情が好きだった。気に入らないときは最大の武器「前歯アタック」で攻撃するけどいつも笑わせてくれたね。とっても楽しかったよ。もう噛まれることがないのが淋しいけど最後までご機嫌だったのが幸いだったのかもしれない。楽しかった7年2ヶ月、ありがとう。獣医さんの宣告から永くなかったけど、家で過ごせて最後まで元気でいてくれてそれほど苦しまなかったのではないかと思います。そしてラッキーは大好きな寝袋に入れて食べ物と一緒に敷地の中に埋めてあげようと思います。みなさん、これまで応援してくれてありがとうございました。

9月26日…朝8時、夫と同居中のまゆちゃんと3人でラッキーを見送りました。箱には寝袋のほかに好きな食べ物とか、思い出のものとか、お花も添えていっぱいにしたので淋しがらないと思います。淋しいのは私たちの方ですね、きっと。。ゆっくりと土に戻るまで何年かかるのかな、昨日まで手元にいた彼女が本当にいなくなった現実を徐々に感じてきています。しばらくは使っていた物はそのままにして置こうと思います。

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