豆腐の作り方

まさか、豆腐作りに挑戦するとは思っていませんでした。が、当地では美味しい豆腐が少なく、帰国した際友人から簡単にできるよ!と発破を掛けられ「にが り」を買って持ってきました。今はインターネットと言うテクノロジーでなんでも検索できます。まだまだ作るたびに反省を重ねてはいますけど味はまさしく 「豆腐」です。買った方が簡単だけどぜひ手作りの豆腐を試してみてください!!!


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用意するもの
大豆・にがり(液体のは日本ではスーパーで簡単に手に入ります。)
ミキサー・鍋・ボール
木べら・温度計
絞り布(なるべく白。色物は豆乳を絞る際染料が落ちる可能性あり)
ガーゼ布
豆腐を形どる穴を開けたケース(ある物で代用)
あると便利な物、こし網・盛そばの台

道具は完璧に揃えられないのである物で代用します。が、
ミキサーと温度計は必須です。
大豆2カップを洗い、6カップの水に一晩以上(20時間ぐらい)浸します。 なるべくきれいな大豆を使いましょう。今日のはいまいち、、さて結果はどうでるかな?

充分にふやけた大豆(摘んで食べても美味しいです)


まず、水を6カップ準備します。ふやけた大豆を漬け水を含めて3・4回に分けてミキサーで充分に細かくしま すが、水が足りなくてミキサーが空回りするときは6カップの水の分量から一部を随時追加します。 充分に細かくないと後で取れる豆乳の濃度が薄く出来る豆腐も量が少なめなばかりか、おからの粒もブツブツし てしまいます。「親の敵」と思って磨り潰しましょう。

ミキサーの中に残った大豆も勿体無いので↑で残った水を使って洗いながら全部鍋に流し入れます。

要するに、大豆が2カップ、水が12カップ全て鍋の中に入るわけです。

中火で沸騰するまで鍋の底からよくかき混ぜます。沸騰したら約1分ほど煮て、つまんでみて大豆がふっくらし たら火から下ろします。 強火で加熱すると急激に泡が膨れ鍋からこぼれ、コンロの周りが泡だらけになり、鍋の底も焦げてしますので中 火のほうがいいです。(あと掃除が大変でした、、)

煮上がったものを2・3回に分けてふきんで絞ります。

煮上がりを絞るととても熱いので温度が下がるまで待つと絞るとき楽です。

ふきんも袋状でなくてもこうやると絞れます。最後の一滴まで絞りましょう。

絞ったあとです。右がおから。左が豆乳(濃度が濃くておいしいですよ!)

おからは栄養分に優れています。捨てないでいろんな料理に使いましょう。

豆乳を温めます。焦げないように鍋の底から混ぜましょう。標準液体のにがりなら2カップの大豆から(約 2400ccの豆乳がとれます)の豆乳に55cc程、2倍濃縮液体にがりなら同量の豆乳に30ccほどを30ccの水で薄めておきます。にがりの濃さは メーカーによって違うのでラベルで確認してください。
標準液体にがりは豆乳の温度が85度、濃縮液体にがりは70度になってからゆっくりと木べらに沿わせながら鍋に流し入れます。すぐ蓋をして20分ジーーッ と待ちます。
にがりをいれる温度は大切です!熱すぎてもダメ、低すぎても固まりません。蓋をすることも忘れずに。一旦に がりを入れたら絶対に鍋を揺すってはいけません!これまでの努力が水の泡とならないようにガマンの子になりましょう。

豆乳が固まるのを待っている間に豆腐の型に予め水で濡らしたガーゼを敷きます。

ちゃんとした型がないのでアイスクリームの容器に穴を開けました。

20分後のにがりを入れて固まった豆乳。ちょっと揺するとプルンプルンとプリンみたいになっているはずで す。

用意した型に流し入れます。


ガーゼで包み込み、上から水を入れたケースを重ねて20分ほど重石をします。絹ごし、木綿とうふは重石の重 さで変わると聞いたことがありますが、私はにがりの種類と量のような気がします。

水を張った入れ物中で固めた豆腐をケースからゆっくり外します。水の中にしばらく漬けて余分なにがりを逃がします。
出来上がり!4X15X15cmのが一つ出来ます。手作りならではの出来ですね。 市販の豆乳でもトライしたことありますが、濃度が薄いのか出来た豆腐は小さめでした。そのまま飲んだほうが 良かったかもしれません。